USEFUL COLUMN



vol.10 キャンプデビューのために・・・そのB 2005.10.02

  キャンプ経験がまったくない人がいきなりテントでのキャンプをしようと思っても、道具や料理を考えるだけで大変だと思います。特に子供をつれてのキャンプとなると不安もさらに膨らむでしょう。そんなキャンプへの道のりのヒントも今回で最終です。

  アウトドア料理や、キャンプ場の夜も経験して、いよいよテントでのキャンプデビューです。時間を忘れて楽しめるキャンプの夜を味わったらもう、テント(自分の城)での夜が楽しみでしょうがないのでは?。しかし、せっかくのキャンプも「テント」や「タープ」等の設営に時間がかかりすぎると、せっかくの楽しい時間が少なくなってしまいます。キャンプ場でスムーズに設営できるように、一度くらいは事前に練習を!、そして付属品の不足がないかなどもチェックを

 最後の秘訣は、初めてのキャンプはまずトイレや炊事場等設備の整ったキャンプ場を選びましょう。さらには、お風呂や、日帰り入浴施設が場内若しくは近くにあるキャンプ場選ぶのもいいでしょう。そして天気です。天気予報などを豆にチェックしておき出かける時は天気が良くても、雨具の用意は忘れずにしておきましょう。「雨、施設が汚い、お風呂に入れない、虫が多い」などの対策を講じておけば、キャンプは楽しいものになると思います。初めてのキャンプで嫌な思い出を作ってキャンプ自体が嫌いになってしまわないように、ちょっとした工夫や下準備で楽しい忘れられないキャンプデビューを飾って下さい!

 

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vol.9 キャンプデビューのために・・・そのA 2005.09.11

  キャンプ経験がまったくない人がいきなりテントでのキャンプをしようと思っても、道具や料理を考えるだけで大変だと思います。特に子供をつれてのキャンプとなると不安もさらに膨らむでしょう。そこで前回から引き続き簡単なキャンプへの道のりのヒントをお話したいと思います。

  デイキャンプでアウトドアの魅力に触れて、道具の扱いにも慣れて、料理の楽しみも味わえてきたところで、今度はキャンプ場に宿泊ですね。でもいきなりテント泊はちょっと不安という方は、「コテージ」や「トレーラーハウス」を利用して見ましょう。

 日が暮れて、ランタンに灯りがともり始めるともう最高に贅沢な時間が始まります。デイキャンプなどではゆっくりと時間をかけられなかった料理や、焚き火を囲んでのお酒、おしゃべりなど時間を気にせずキャンプの夜をゆっくり、じっくり楽しめます。今まで聞いたこのなかった話など、家族や友人から思わぬ一言が飛び出したり・・・。そんな時間もキャンプ場の夜は演出してくれます。

 

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vol.8 キャンプデビューのために・・・その@ 2005.07.10

  キャンプ経験がまったくない人がいきなりテントでのキャンプをしようと思っても、道具や料理を考えるだけで大変だと思います。特に子供をつれてのキャンプとなると不安もさらに膨らむでしょう。そこで今回から数回にわたり簡単なキャンプへの道のりのヒントをお話したいと思います。

  まずは手軽にBBQ(バーベキュー)から始めてみましょう。近くの川原や公園で、食材とドリンク類だけを持ち込むだけで十分です。もちろんその場所が火気厳禁なんて所でないことは事前に確認して下さいね。青空の下で炭をおこしてBBQを楽しむだけでアウトドアの魅力は楽しめます。

  そして少しBBQでの楽しみが味わえたら、今度はアウトドアクッキングにも挑戦してみては?。キャンプ場でのサイトを利用してデイキャンプへスッテップアップです。ダッチオーブンを使ってのロースト料理や、スモーカーで色々な燻製にチャレンジなど、普段家では作らない料理で食事の楽しみも増えます。道具の扱いや時間配分などアウトドアクッキングのコツもマスターできます。

 

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vol.7 キャンプ場での焚き火 2005.05.01

  最近のキャンプ場は、芝生の保護と美観の為や、サイトの後片付けや整備に余分に経費がかかってしまうからか、焚き火を禁止しているところが多い。焚き火専用の台や地面から一定の高さを満たせばOKといったキャンプ場もある。しかし焚き火はキャンプにおいて欠かすことのできない遊びである。大きく燃え上がる炎は人を興奮させ、小さく燃える炎は心を落ち着かせてくれます。

  焚き火を楽しむときは、あまり大きな火柱を立て過ぎないように注意してくださいね。火の粉が隣のサイトに移って、テントを燃やしてしまうような事故がないように!。当然自分たちのサイトのテントやタープ、服装も勿論注意が必要です。焚き火を囲んでいると、思いがけない一言を話したり、今まで知らなかった一面をさらけ出してくれる人がいたり、より親密になれるとおもいます。理想の火は焚き火を囲む人の顔が、ほのかに見える程度の炎かな。

  夜のとばりがおりて、ランタンに灯がともり始めたら心落ち着かせキャンプのムードをじっくり楽しみたいものです。

 

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vol.6 収納と車載のアイデア 2004.12.08

 荷物を少なくするコツ!
用途ごとにまとめて詰めるのがまず第一のポイントです。クッカーなのど中に、米やターナーなどを収納してしまいます。そして米は1回の分量をビニール袋などに小分けしておくとさらに便利です。
調味料や、スパイス類などの収納は、市販のプラスチックボックス(透明で中身が見えるものが便利)を使えば、種類や量が確認しやすく便利です。
洗い物に使用する、スポンジや洗剤などは濡れても大丈夫なビニール袋にまとめておきましょう。セットでそのままサニタリーへ持っていけるので便利です。

 車に積み込むコツ!
用途ごとにまとめた荷物と、テントやチェア、クーラーBOXなどかなりの分量になってきます。積み込みに際しては、@重いものは下に置く(安定性を考える)。A最初に設営するタープ等はすぐに取り出せる場所に積む。B割れやすいものは、マットやシュラフなどを利用して固定する。C途中での買い出しに備えクーラーのフタは開閉できるようにする。D子供がいる場合などは、飲料水を手元に用意しておく。Eたとえ少しでも、できる限り後方の視界を確保する。
積載時にはゆとりをもって積み込めるが、いざ撤収となると「元通り入らないっ!」なんて事も・・・。そんなことにならないようにうまく積み込めた状態をデジカメや携帯電話のカメラで写しておくととても便利です。

 

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vol.5 子供との楽しいキャンプ 2004.10.30

 子供と一緒にキャンプを楽しむために役立ついくつかの豆知識です。

 子供達は面白がってテントに出たり入ったりします。靴の脱ぎ履きでテントの中が土だらけになってしまわないようにサンダルすのこ等のマットをテントの出入り口に用意すると便利です。サンダルなどは夜中にトイレに行く時などにも役立ちます。夜になると街中に比べ真っ暗になり、テントの中でも子供が安心して寝付けるようにテント内に懐中電灯小型ランタンなどの常夜灯の用意も忘れずに。

 キャンプ場では、汗をかいたり水遊びなど一日に何度も服をぬらし、着替えが多くなります。そんな時もすぐに乾かせるように、物干しロープや洗濯バサミ針金ハンガー等を用意しておくと便利です。ただし露天に干すと夜露で濡れてしまうのでタープの下に干しましょう。

 さらに子供達は、いつもと違う環境で楽しく走り回ったりします。通い慣れたキャンプ場でもそうですが、特に初めてのキャンプ場の場合はサイト周辺に危険なものが落ちていないか、崖や川など子供が遊んでいる時に事故が起こりそうな場所がないかなど、あらかじめ確認し注意をうながしておきましょう。そして調理道具やランタンなど、子供の手の届くところにも危険なものがないか子供の目線で確認して整理すると安全です。

 子供もある程度大きくなってくると少しは目を離せるようになりますが、小さい間は少しだけ注意してあげて下さい。そしてなにものにも変えがたい思い出と体験を増やしていってください。

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vol.4 地元還元の経済循環 2004.10.09

 キャンプのHOWTO本や雑誌などでよく見かけるが、「料理の下準備を出発前にしておくと、現地での手間が省けごみも少なくてすむ。」とういうような内容の話をみかけます。なるほど、素早く料理にも取り掛かれ、荷物も減り、ごみも少なくてすむように思う。しかし視野を広げて大局的に考えてみたい。確かにキャンプ場で出すごみの量は減るかもしれないが、人間が排出するごみの量そのものが減るものではないでしょう。

 自宅で料理の下準備をするということは、近所で買出しも済ませてしまうという事になる。キャンパーを迎える地元にとっては、消費行動を起こしてくれる観光客と同じように買い物で落とすお金に少なからず期待する事になるはず。

 確かに手慣れた近所で買い物すれば安くて楽に準備できるでしょう。しかし、キャンプを楽しみにしてる人のために、自然を管理し守っていてくれる地元の自治体や住民の方々のことを考えると、食料やお酒、消耗品からガソリン等キャンプに関連したものの一部でも現地付近で購入するように少しは考えたい。産地で購入する新鮮な食材や、地元ならではの特産品を食卓にも飾れるのもキャンプの醍醐味であると最近思います。

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vol.3 圧力鍋〜多彩な機能 2004.09.21

 ダッチオーブンを購入する前から我が家では圧力鍋が主力の調理器具でした。DOレシピに出てくるメニューは殆ど圧力鍋でできてしまいます。最大の魅力は高圧高温で調理するため短時間でできる事です。標高の高い所でお湯を沸かすと、気圧の関係で沸点が100℃に満たないのでそれ以上温度が上げられません。富士山の頂上では85℃くらいで沸騰するそうです。圧力鍋があるとどんな高地でも100℃のお湯ができる。これ一台があると煮る、炊く、ゆでる、炒める、蒸す、と機能の多さに驚かされる。

 使い方や手入れはDOに比較すると比べものならないくらい簡単で、圧巻なのは炊飯です。米をよく洗い30分くらい水を切ります。米と同量の水を入れてふたをする。圧力調整重り(←沸騰するとクルクルと回る部分)をセットし強火にかける。シュッシュット重りが回り始めたら回転が止まらない程度に弱火にする。加熱時間(重りが回っている時間)3〜5分、火を止めて蒸らし10分。あっという間に美味しいご飯のできあがりです。

 実際、標高1600M超のキャンプ場で某メーカーのライスクッカーでご飯を炊きましたがさすがに水加減、火加減が難しくうまく炊けませんでした。最近DOの万能さは誰もが承知してるところですが、案外圧力鍋は人気薄なのではないでしょうか?でも機能的にはDOに勝るとも劣らないアイテムなのでおすすめです!

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vol.2 タープとブルーシート 2004.09.05

 まず有効面積で選ぶならスクエア型、設営の簡単さならヘキサ型になる。どちらも様々なタープワークを駆使し、キャンプでの楽しみを大きくしてくれます。サイズは人数や道具の量も考えて選ばなければいけませんが、多少ゆとりを持たせたほうがいいと思います。またキャンプ場のサイトサイズによっては、ビッグサイズのものが張れないくらい狭いところもあるので事前に確認も必要です。虫除けや防寒への対応を考慮するとスクリーンテントが有効です。

 設営のツールですが、購入時に付属のポールやペグは用途に注意が必要です。強風などで瞬間的に重い負荷がポールにかかったりすると、接合部より折れてしまう事があったり、キャンプサイトの地面によってはペグの材質の選び方も異なってきますので、色々なタイプのペグと、ポールの予備があれば安心です。

 キャンプを始めた頃ヘキサ型(340cm×340cm)のタープを購入しましたが、雨降りだと、吹き込み等で有効面積はかなり小さくなります。フルクローズのスクリーンテントだと風雨、防寒とも申し分ありません。しかしタープの開放感が捨てがたい方には、ブルーシートでのタープがおすすめです。僕自身も多用してます。ホームセンターにて360cm×540cmサイズがなんと¥300〜¥500で購入できます。有効面積、防水性、コスト面どれをとっても最高のキャンプツールです。

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vol.1 テント選びのポイント 2004.08.22

 テントの構造から考えると設営の簡単さを重視するなら2本のポールをクロスさせる、クロスポールのドーム型。設営に慣れてきて、耐風性の性能を重要視するようになって来たならジオデシック型などがある。そしてタープとの組合せのバリエーションとも関係してくるが、2室構成のテントで寝室とリビングを得る事ができる、2ルーム型もある。

  サイズ選びのポイントは実際の就寝人数より1〜2人多い目のものを選びましょう。テント内に着替えや飲み物、灯り等荷物のスペースが必要となってくるからです。インナーとフライシートの間に前室、後室が用意されているデザインのものもあります。
 そして雨の多い日本の気候を考えると耐水圧も重要、さらにポールの材質、直径等によって耐風性に大きな違いが出てくるので注意が必要です。

 耐水圧とは、JIS規格に基づく耐水圧試験によって算出された数値の事です。表示は「耐水圧○○mm」と書かれています。数値の目安はおおまかに 500mm→小雨  1000mm→並みの雨  1500mm→強い雨になります。たとえ耐水圧内の雨でも、内部の結露対策もポイントとなります。

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