河口湖創造の森オートキャンプ場

2009.08.08〜10

住 所 山梨県南都留郡河口湖町船津6603 (公式HP)
問合せ TEL 0555-72-4331
サイト状況 オート45区画、サイトは砂利
キャビン:5棟、五右衛門風呂付きキャビン:1棟
チェックイン:13:00  アウト:11:00
料 金 オート1区画4人まで5,000円(小学生以上1人追加ごとに500円)
キャビン(1棟)  10,000円
電源使用料 (1泊) 1,000円
※連泊割引(3泊目以降) 3泊目以降は何日でも20%OFF






  長年の夢だった富士山を眺めながらのキャンプ!その夢が半分(?)叶いました。
子供たちは高校生と中学生になり、夏休みもクラブや勉強の合宿と日々忙しく過ごしています。
毎年夏には家族そろってキャンプに出掛けていましたが、昨年は長女の受験もあって夏休みキャンプは久しぶりです。
しかも突然予定を決めたので、キャンプ場も全然予約が取れません。
そんな中、ポチママさんのレポで拝見した河口湖創造の森オートキャンプ場の予約が取れたので、急遽親の休みを合わせて出かけました。





富士サファリパーク

ライオンの赤ちゃん ライオンの赤ちゃん

ウォーキングサファリ

ライオンの餌やり なんかライオンばかりですが・・・

  8月8日(土)
深夜0:30渋滞を避けるため出発。名神→新名神→伊勢湾岸道→東名と乗継ぎ約400kmの道のりです。
お盆の特別割引(ETC)が始まっている事もあり結構車は多いです。特に下りは既に数十キロの渋滞が・・・。
途中妻と運転を交替しながら5時過ぎに富士川SAに到着ここでしばらく仮眠します。
今回の目的のひとつである富士サファリパークにて「ライオンの赤ちゃんとの撮影」に挑みます。ネット予約が一杯だったので、当日券を求めてサファリパークへ。
開園1時間以上前に到着しましたが、既に恐ろしい渋滞が。しかし、開門と同時の妻のダッシュにより無事撮影券をゲットできました。(実は撮影は妻の要望だったのです。 笑 )





管理棟 今回のサイト 夜はひとまずBBQ

  サファリにて昼食もすませてからキャンプ場へ向かいました。しかし、雲は厚く肝心の富士山は中々その全景を現わしてくれません。
まあ3日もあるから一日くらいは見れるだろうとこの時は呑気に考えてたのでした。
受付を済ませサイトへ。ここは到着順にサイトを自分で選ぶことが出来ます。きっと良いサイトはもういっぱいだろうなと場内をまわると・・・。
既に3時過ぎというのに、広いキャンプ場の中はまだ、1組しか居ません(驚)。
サニタリーと炊事棟の両方に近いサイトを選び、設営しました。夜はとりあえずBBQで肉食系です。
管理人さんは17時以降不在となりますが、入口ゲートは24時間出入りOKなのでゆっくりお風呂へ出かけました。こちらもポチママさんに事前に情報をいただき「富士眺望の湯 ゆらり」にしました。夜に出掛けたため残念ながら富士見の湯とはいきませんが、沢山のお風呂にみんな大満足でした。






8月9日(日)

カチカチ山ロープウエイ 天上の鐘 背景は本当は富士山です

 結局土曜の夜というのにキャンプ場には我が家を合わせて2組しか居ませんでした。
静かでのびのびと過ごせたのでとても快適な夜でした。不思議なくらい穴場?なキャンプ場です。
2日目は河口湖畔に出て天上山公園に行きます。天上山は昔話「カチカチ山」の舞台となった山です。歩いても登れますが当然ロープウエイで山頂へ。かわいいタヌキやウサギのゴンドラがありますが、うちの子供たちは少々大きくなり過ぎたようで、少々幼すぎみたいです。
しかし、大好きな太宰治の記念碑もあり、文学も感じられる場所で自分としては大満足でした。
下山後はチーズケーキ工房にて美味しいチーズケーキを購入し湖畔の駐車場で食べたのですが一瞬で完食のため写真も撮れません(爆)。




胎内神社 溶岩樹型の入り口 天然記念物です

 天上山公園から近くのスーパーへ買い出しに出かけたあと、一旦キャンプサイトへ戻り近くにある胎内神社へ出かけました。
ここは河口湖フィールドセンター内にあり、地質学上大変貴重な「複合型溶岩樹型」が見学できます。通常高校生以上200円、小・中学生100円ですが創造の森オートキャンプ場の宿泊者は無料になります。
受付で案内図をもらい見学しようとすると事務所から1人の男性が現れ、非常に詳しく説明解説していただきました。
見学後もayahiro家の姿を見かけると、帰宅されようとしている車から再び駆け寄ってきてまた詳細な説明と質問を子供たちにしていただきました。
帰りがけにフィールドセンターの方にその人が誰か聞いたところ、元フィールドセンター長で河口湖町の教育長の方らしいです。ボランティアで時々現場へ来られるそうですが、ガイドも終わり帰りがけにたまたま我が家に遭遇され子供がいたのでお話していただいたそうでした。
かなり貴重な話を聞けてとても素晴らしい体験となりました。




コーヒータイム 勉強タイム 読書タイム

  フィールドセンターから戻り、みんなそれぞれの時間を過ごします。キャンプスタイルもずいぶん様変わりしたものです。遊びだけ、料理だけとは一味違った、地域文化の学習やのんびりまったりタイムも味わえるようになってきました。
しかし、我が家のキャンプスタイルに欠かせないものが最後に待っていました(笑)
2日目の夜もまた「富士眺望の湯 ゆらり」へでかけまったりと・・・と思いきやポツポツと雨が。出かける前の天気予報では3日間良い天気だと思っていましたが、なんと台風が発生していて夜から明日は大雨となっていました。
夜から明け方にかけて、それはもう激しい激しい雨がテントをたたきました。でもさすがに小川の職人気質で作られたテントは防水性抜群でビクともしません。





8月10日(月)

 テントに喜んでいる場合ではありません。大雨の中の撤収作業で結局すべてびしょ濡れでした(爆)
早々に撤収も終えなごり惜しくキャンプ場を後にします。管理人さんに挨拶すると、今日は一日大雨の予報だそうで付近の散策もあきらめ帰途につきました。
そして帰りの東名で休憩したのが牧之原SA。そうです1日違いで地震も免れたのでした。
結局3日間通して富士山の全景も見れなかったですが、とても穴場なキャンプ場に出会えて、素晴らしい時間が過ごせたので有意義なキャンプとなりました。



  ++++ひとこと++++

  噂には聞いていましたが、不思議なくらい空きがあるキャンプ場でした。でも場内、施設ともに綺麗にされていて全く不自由のないサイトです。やや利用料が高目かと思いますが、立地条件を考えたら、観光地への拠点にもなるし、のんびりまったり静かに過ごせる環境にもあるとても便利な所だと思います。
このまま静かなまま、予約が取れやすい状態が続けばいいと思うのですが、経営ベースで考えたら続かなくなってしまうのが不安です。町営なので予算が切り捨てられないよう祈るばかりです。




場内の写真です

創造の森オートキャンプ場

入場ゲート

キャンプサイト

炊事棟

サニタリー

ランドリー

キャビン

案内板

キャンプ場案内





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