バンダイホビーセンター工場見学

2008.01.16  

 

 厳しい応募の倍率に打ち勝ち、息子とバンダイホビーセンターの工場見学へ行って来ました。
去年の夏、友達が見学に行ったと聞き、子供に頼まれずっと応募していたのです。
工場見学くらいと甘くみていたのですが、通常なら30〜50倍、夏休み等においてはその倍率は100倍にもなると聞いて驚きました。



 京都から新幹線で静岡まで行き、そこで東海道線に
乗り継ぎ一駅目の東静岡で下車です。駅からは徒歩
約5〜6分で到着しました。


 

 受付を済ませ、見学ツアーが始まるまで1Fロビーを
見て回ります。入り口横にはガンダムとザクがお出迎
えしてくれています。


 ロビーには、初のガンプラから年代別に、歴代のプラ
モデルが展示されています。そして正月仕様のこんな

キャラクターまでお出迎えです。(マウスオーバ
ーして下さい。
 ※ケロロ軍曹でした(笑)


見学ツアーが始まり、まずはプレゼンルームで工場に
関するビデオ上映の後、各フロアーの見学にまわりま
した。ここはプロモーションルームで、販売店に売り場
提案を行う為の場所です。模擬店舗となっていて、本当
のおもちゃ売り場のようです。


プロモーションルームの奥には、アーカイブス展示があ
り、プラモデル技術の歴史を物語る、木製の原型や設計
図面など、さまざまなアイテムが展示されていました。
その一区画にこんな大きなガンダムが・・・


僕としては、ガンダムフリークでもないのでこちらの模型
の方が気になりました(笑)。


そしてこの展示品は、BAKUC(バンダイ・アクション・キ
ット・ユニバーサルカップ)で優秀作品となった世界各国
の出品物です。
ちなみにガラス台の上にあるのは、昨年ソフトバンクから
販売されたシャー専用携帯の充電器です。

光って見えにくいですがガンプラの金型です。この金型
は何十年に渡って使われているもので、世界にただ一つ
の物です。

この生産ラインが、世界でも唯一の技術です。自動搬送
機などによるファクトリーオートメーション化と光造型や、
レーザー加工技術は「MADE IN JAPAN」へのこだわ
りが伝わってきます。

この工場の生産ラインの模型です。説明の方が話されて
いましたが、マニアックな人達はこの工場の模型が販売さ
れてるかまで質問が飛ぶそうです(笑)

これは手作りのお土産です。
見学のお土産は自分で袋詰めし、説明書などを製品箱に
梱包してお持ち帰りできます。
息子は大喜びでした。

さらに2008年最初の見学ツアーということもあり、参加者に
は人数分のプラモデルがもう一つ頂けました。

大満足で工場を後にします。JR東静岡駅に着いた頃には
すっかり日が暮れかけていました。京都までとんぼ返りで
す。





 片道2時間半、見学時間2時間の日帰りの旅でした。たかがプラモデルとあなどれない世界最高峰の技術と夢の世界が広がっていました。
この日の見学ツアーの記念写真がホビーセンターのブログ「司令官の宇宙日誌」に掲載されています。